いつもの私と私の雑談

日記と雑談。ドラマ感想多め。

不適切にもほどがある!

上手くできているドラマだった。最終回も異論なし、視聴者の想像も促す良い終わり方。令和を風刺しているようで、昭和賛歌でもない、とてもバランスの取れた物語。まるでそれが今望まれている価値観のような…

 

私自身は平成世代なので、昭和の懐かしエピソードに興奮することもそんなにはなかったけど、教師の感じとかはあぁこんなだったなと思った。バスの灰皿とかもまだあったし。中学受験に反対する公立小学校の教師が受験する子供を無理やり厳しい部活に入れたりとかありましたねぇ。。

 

令和ターンではコンプラとかハラスメントとかがメインテーマだったけど、それは今まさに自分が直面してることなので共感しつつ、ドラマのように簡単に解決できないことだと思う。

この作品に限らず最近のドラマでよく出てくる言葉は「向き合う」「寄り添う」。なんとか解決しなくていい、向き合えばいい。向き合えよ!ってセリフ何回聞いたか。SNSとかでも質問箱に芸能人が丁寧に答えたりして、言葉を尽くして向き合うみたいなの流行ってますね。大変だね、芸能人も。どこぞの誰かもわからん匿名の人間がテレビ見ながらポストしたような心無い質問にメンタルすり減らして回答しなくてもいいと思うよ。それを万人に見せる必要もない。見えないことやわからないことがあってもいいと思うけどね。なんでも丁寧に向き合いすぎなんじゃないかなーと思ったりしている。もちろん親子とか、大事な場面での上司と部下とか、担任と生徒とかは向き合うべきだと思うよ。

 

ちょっと脱線したが、このドラマの本筋の親子愛もとても時に面白く、時に切なく描かれていてよかった。純子やキヨシのたどたどしい感じよかったねー。ドラマはキャスティングも大事であることを改めて感じさせられた。安原先生がキンチョーのCMに長澤まさみと出てて、これからブレイクするのか?と思ったり。

 

3ヶ月間楽しませてもらいました。